[PR] オーガニック 日常のありふれたチャイムたち

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入試まで1ヶ月弱、これだけは・・・

全ての中学の修学旅行も終わり、徐々に日常が戻ってきた。

 

入試の方も最後の仕上げに入り、作文の書き方も段々様になってきている。

自由英作の方は単語ミスさえなければ全員満点が取れるだろう。

自由英作にはコツがあるが、これだけは点数に直結してしまうのでさすがにブログには書けない。

もちろんうちの塾生たちには全て伝授してある。

 

作文にしろ自由英作にしろ、自己満足でやってはいけない。

自分では良い文が書けているつもりでも、採点者の目から見ると「は?」と首をかしげてしまうことが少なくない。

言いたいことを次々に書いているだけなので、段落構成はメチャクチャだし、主語や述語、修飾語、などの関係も支離滅裂になっている。

さらに作文を見ていて一番多いのは「段落のつながりがない」こと。

最初の段落では『Aが大事だ』と書いてあるのに、最後では『Bが最も大事だ』になっている。

全くつながりがない状態である。

これは完全に自己満足。

英作の場合では主語が全て「I」。

これはかなり多い。

文法的に間違ってはいないだろうが、満点を取れるレベルではない。

よく使われるのが「it for to構文」や「there + be」、あとは第5文型の「~ makes me happy」あたりか。

簡単な単語を使うのは自由の英作の鉄則だが、ある程度長めの英文を交えないと、語数指定に届かない場合もある。

そうなるとまた自己満足の英文が羅列されることになる。

語数を稼ぐのに、お奨めは「関係代名詞」なのだが、使いこなせる生徒は決して多くない。

それを踏まえた上で、うちの塾生たちは全員関係代名詞を使って満点まで持って行けるようにしている。

 

自由英作や作文はとにかく得点配分が大きい。

決しておざなりには出来ないし、ここから徹底的な添削をする能力が講師にも求められる。

この2つだけは、「自学しなさい」とは決して言ってはいけないのだ。

| 講師としての自分 | 00:38 | comments(0) | - |
私立入試2日前

当塾の中3もついに初めての入試に突入する。

近隣の中学では、最近は私立専願の子が増えてきたらしいが、相変わらずうちにはほとんど専願はいない。

もちろん、今年も私立専願は0名である。

この塾を初めて16回目の入試になるが、今まで専願で受けたのは杉森高校の看護科のみだ。

あくまでも公立高校合格を目指す子たちがほとんどで、私自身もそのような目標が持てるように授業をしてきた。

 

今年は半数が3年生になってから入塾してきたため、基礎が少し弱い。

成績も今までの中ではかなり低い部類に入る。

それでもようやく基礎固めがほぼ終わり、どうにか入試に間に合ったというのが率直な感想だ。

 

さて、私立入試だが単に滑り止めと考えるのであれば、それは何か違うと思う。

もちろん滑り止めの側面が大きいことは当然だが、公立高校に必ず合格するという保証はどこにもない。

つまり、私立高校は3年後に「母校」になっているかもしれないのだ。

決して疎かに考えてはならない。

 

また「判定校」として使うことも忘れてはならない。

福岡県では公立高校が圧倒的に強く、私立高校もそれは承知している。

だからこそ私立高校側は科によって合格点を『公立高校より少し下』に設定する。

例えば、偏差値64くらいの公立高校があるならば、私立は62くらいに設定して判定校とするのが一般的である。

自分の目標とする高校がある場合、まず私立高校を突破してからということになるのだ。

もちろん逆転する子もいるが、残りは1ヶ月強なので、逆転出来ない場合が圧倒的に多い。

そのようなことも踏まえなければならない。

 

そして最後に「奨学金」の問題もある。

私たちの世代の人たちには馴染みが薄いかもしれないが、今はほとんどの高校で奨学金制度を設けている。

これは返す必要がない奨学金で、上手くいけば無料になる可能性もある。

大抵は部活特待か成績優秀者に限られるが、取りやすい高校と取りにくい高校があるのも事実である。

そのようなことを徹底的に調べるのも塾講師としての役割の一つである。

 

私立入試には様々な目的がある。

少なくとも私の塾では単なる滑り止めとは決して言わない。

| 雑記 | 01:24 | comments(0) | - |
自立学習について

冬期講習も終わり、ようやく落ち着いた。

しかし、これから入試本番を迎えるため、休みらしい休みは全てなくなる。

体力と気力の勝負の時が始まる。

 

 

勉強法というものについては、塾を始めたときから試行錯誤を繰り返している。

ふと気付くのは、中学生の場合、小学生の時のやり方をそのまま続けていることである。

例えば、「問題を解くときは何も見ない」というやり方。

私はこのやり方には違和感があって、塾内では薦めておらず、答え以外の何を見ても良いといっている。

子供たちが問題を解くという作業をするときは、十中八九その単元の「初心者」である。

まずはフォームを固めることから始めなければならない。

何も見ない、何も調べないというのは、自分でフォームを崩していることになる。

正しいフォームはノートの中や、参考書、教科書の中にある。

それらを「真似する」ことでフォームは固まっていく。

間違ったり、分からないときには「解説」の出番である。

どのように解いているのかのフォームが詳しく書いてある。

もちろん、それを「真似する」のである。

初心者がいきなり自分勝手なやり方をやっても、それは無謀でしかないし、下手をすれば変なフォームが癖になってしまう。

「見ながらやる」ことも大切なことなのだ。

反対の「見ないでやる」ということは、最終的な確認である。

自分が出来るかどうかの確認をする場であるのだ。

 

このようなことを繰り返していくことが「自立学習」である。

目的を決め、やり方が分かった上でやっていくものだ。

単に「何時間勉強した」というのは自学とは呼ばない。

残念ながら、自慰行為に過ぎないのだ。

 

| 講師としての自分 | 01:15 | comments(0) | - |
ようやく一段落

多分、11月末から12月にかけたこの時期が塾では一番忙しい。

2学期の期末テストの対応に追われ、同時に冬休みの準備に追われる。

さらに保護者懇談の時期でもあり、常に何かに追われているようだ。

それもようやく一段落付き、つかの間の日常が戻ってくる。

 

そろそろ以前のペースで書き始めます。

| 雑記 | 00:27 | comments(0) | - |
漢詩の風景 その1

ネタがない時は、こういう記事でお茶を濁す私です。

今回は中2の「漢詩の風景」から。

実は私は漢文が専門で、教科書に出てきている石川忠久先生は私の大学時代の恩師である。

ずいぶん昔の写真を使っておられると思ったのは内緒。

 

基本的に中学生レベルの漢詩は4行詩の「絶句」と8行詩の「律詩」しか出てこない。

それに1行が5文字になっている「五言」、1行7文字の「七言」を組み合わせているだけ。

よって『五言絶句』『五言律詩』『七言絶句』『七言律詩』の4種類のみ。

他にも「楽府」や「古詩」、「排律」などもあるが、中学生ででることはまずあるまい。

 

次に詩形であるが、いくつかのルールがある。

まずは絶句の起承転結。

起句(1行目)・・・内容を起こす

承句(2行目)・・・起句を承けて、内容を展開

転句(3行目)・・・場面の転換

結句(4行目)・・・結びの働き

というのが原則である。

ただ小難しいことよりも、転句で場面が大きく変化することに留意が必要だろう。

例えば、春暁などにも「うららかな春の暖かさ」から、転句で一気に「春の嵐の風景」といった具合に転換している。

 

多分、出ないとは思うが、律詩にも似たような原則がある。

律詩の場合、2行ごとにまとめて

首聯(1・2行目)・・・起句と働きは同じ

頷聯(3・4行目)・・・承句と働きは同じ

頸聯(5・6行目)・・・転句と働きは同じ

尾聯(7・8行目)・・・結句と働きは同じ

 

次に押韻も重要な要素となる。

ラップなどでもそうだが、響きを美しくするために語尾を似たような発音にするルールがある。

例えば「心」(sin)と「金」(kin)のように、「in」の部分を揃えることを押韻という。

ただし、中国語の発音なので、中学生は音読みで考えなければならない。

漢詩では五言詩であれば『偶数句』(2、4、6、8行目)の末尾。

七言詩であれば、第1句と偶数句の末尾で押韻するのが原則となっている。

 

他にも出やすいものとしては「対句」が挙げられるであろう。

基本的な文の構造が同じ句を平行して並べたものであるが、小難しいので

「犬は庭を走り、猫はこたつで丸くなる」みたいなものだと思えば良いであろう。

「犬と猫」が生き物のセット、「庭とこたつ」が場所のセット、「走りと丸くなる」が行動のセット。

このような対句は律詩の頷聯(3行目と4行目)と頸聯(5行目と6行目)で用いられることになっている。

 

以上が漢詩(この場合は唐詩だが)の基本的な規則である。

次回から時間が許せば、内容に入っていくこともあるかもしれない。

| 漢文講座 | 01:12 | comments(0) | - |
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